第4類危険物の共通特性は「水に溶けない」「蒸気が空気よりも重い」「水よりも軽い」「電気の不導体」これらは有機化合物の特徴です。有機化合物とは……。これらには例外もあります。「水に溶けるもの」「水よりも重いもの」なかでも二硫化炭素は頻出です。

燃焼範囲は、キケンブツから発生する蒸気の量が深く関係しています。その蒸気を可燃性蒸気と呼びます。第4類に分類されるキケンブツは引火性液体と呼ばれます。それらは、可燃性蒸気に火がつくことで燃える蒸発燃焼です。可燃性蒸気の濃度の割合を燃焼範囲といいます。

動植物油類とは、その名のとおり動物の、脂肪の多く含んだ肉や、植物の実、タネなどから抽出した油のことです。動植物油類はヨウ素価という値で3つに分類されます。ヨウ素価では「乾きやすさ」をあらわすことができます。

第四石油類は潤滑油と可塑剤だけ！でも、潤滑油とか可塑剤ってなに？潤滑油は機械の歯車などがスムーズに動くように塗る油、可塑剤はプラスチックやゴムを加工しやすいように柔らかくする油。危険等級はⅢ、指定数量は6000L。乙四合格者が解説。

今回は危険物取扱者試験で出題される「第三石油類」について解説していきます。第三石油類の定義、引火点、危険等級、指定数量、重油、クレオソート油、ニトロベンゼン、グリセリン、引火点、発火点。おぼえることがたくさん！乙4合格者がわかりやすく解説。

第二石油に分類される、頻出の危険物は軽油、灯油、キシレン、酢酸（氷酢酸）それぞれの物質の特性・特徴まで解説！発火点や引火点、指定数量、危険等級など、おぼえるべき言葉。キシレンの3種類の異性体についても、だれもが理解できるように乙四合格者が解説。

危険物第4類「石油類」の中で一番危険な「第一石油類」の定義は、引火点が21℃未満の石油類。石油とは、炭素と水素が合わさったもの。危険等級Ⅱ、指定数量は200ℓ、400ℓ。ガソリン、ベンゼン、アセトン、トルエンの性質・特性まで乙四合格者が解説！

アルコール類の定義ってなんだ？炭素原子、飽和一価、わかりにくいコトバもひとつ残らず解説！エチルアルコール（エタノール）とメチルアルコール（メタノール）の特性や引火点・沸点も。分子式や示性式を見れば一発理解！現役中学生・乙四合格者が解説。