どうも、おつおつです。
今回は、キケンブツ第4類に分類される「アルコール類」について解説していきたいと思います。
といっても、アルコール類に分類されるキケンブツはたったの2つだけなので、肩の力を抜いて学習していきましょう!
キケンブツ第4類とは
キケンブツは、第1類から第6類までの6つに分類されます。そのなかのキケンブツ第4類は、引火性液体と呼ばれるもので、さらに7つまで分類することができます。
今回は、キケンブツ第4類の中のアルコール類にについて取り扱うということです。
キケンブツの6つの分類については、下のコレ
キケンブツ第4類の分類については、下のコレ
を参考にしてください。
アルコール類って、なんだ?

定義する。
アルコール類の定義は難しいですが、簡単には下のとおりです。
- 炭素原子の数が1~3個
- 飽和一価アルコール
- アルコールの濃度が60%以上

だめだ、意味わからん
ということで、すこしずつ解説していきましょう!
まず、炭素原子の数について。

物質をあらわす分子式の中にある、炭素Cの数のことだ!
たとえば、この後でてくる「エチルアルコール」の分子式は「C2 H6 O」となっていて、Cの数は2つです。これが炭素原子の数になります。
つぎに、飽和一価アルコールについて。

飽和一価は「OH」の数が1個ということだ!
たとえば、先ほども登場した「エチルアルコール」の示性式は「CH3 CH2 OH」となっています。最後についている「OH」の数が1個なので、エチルアルコールは飽和一価アルコールということになります。
さいごに、アルコールの濃度について。これは文字通りアルコールの濃度のことです。

アルコールがうすいものは、キケンブツに分類されない、ということだな
アルコール類の基準
- 危険等級Ⅱ
- 指定数量400L
危険等級って?
危険等級は「キケンさ」を表現するための区分のことで、危険度が高い順にⅠ~Ⅲに区分されています。
キケンブツの分類ごとに決められているので、しっかりとおぼえておきましょう。
指定数量って、なんだ?
キケンブツには、製造所等以外のところで扱ってはいけない「量」があり、それを指定数量といいます。
指定数量が少ないほうが、危険性が高い、ということになります。

アルコール類はすべて水に溶けるんだ!
水溶性によって指定数量が変わるものが多いですが、アルコール類に関しては水に溶けるので、おぼえるべき指定数量の値は1つだけです。
アルコール類なヤツら

アルコール類に分類されているキケンブツを紹介しましょう。
- エチルアルコール
- メチルアルコール
そう。頻出なのは、2つだけです。(分類されているのは、ほかにもあります。)
では、それぞれについて解説していきます。
| エチルアルコール | メチルアルコール | |
| 引火点 | 13 | 11 |
| 沸点 | 78 | 65 |
| 水溶性 | ○ | ○ |
引火点はおぼえましょう。沸点は「大体これぐらい」という感じで頭に入れておいてください。
エチルアルコール
「エタノール」とも呼ばれる無色の液体で、水に溶けます。一般的にお酒として飲まれるのがエチルアルコールです。
分子式:C2 H6 O
示性式:CH3 CH2 OH
メチルアルコール
「メタノール」とも呼ばれ、アルコールの中で最も構造が単純な物質です。これも水に溶けます。アルコールランプなどにも用いられますが、人間には有毒で、失明することがあります。
分子式:CH4 O
示性式:CH3 OH
演習しよう!
下の文章の、正誤を答えましょう。
(1)アルコール類の炭素原子の数は、1~5個である。
(2)エチルアルコールは、水に溶ける有毒な物質である。
(3)エチルアルコールの引火点は、13℃である。
(4)メチルアルコールは、水に溶けない物質である。
(5)メチルアルコールの引火点は、21℃である。
(1)誤
炭素原子の数は、1~3個です。
(2)誤
メチルアルコールが有毒な物質です。
(3)正
(4)誤
メチルアルコールは、水に溶ける物質です。
(5)誤
メチルアルコールの引火点は、11℃です
さいごに
いかがだったでしょうか。
今回は、「アルコール類」について解説しました。
ほかの第4類キケンブツについても解説しているので、このサイトを勉強にご活用ください!
では、また!





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