どうも、おつおつです。
今回は「第三石油類」について解説していきたいと思います。
キケンブツ第4類とは
キケンブツは、第1類から第6類までの6つに分類されます。そのなかのキケンブツ第4類は、引火性液体と呼ばれるもので、さらに7つまで分類することができます。
今回は、キケンブツ第4類の中のアルコール類にについて取り扱うということです。
キケンブツの6つの分類については、下のコレ
キケンブツ第4類の分類については、下のコレ
を参考にしてください。
第三石油類って、なんだ?

石油類の中で、引火点が70℃以上200℃未満
引火点とは
引火点は、液体に火を近づけて、火がつくときの最低の温度のことをいいます。引火点が低いものは、カンタンに火がついてしまうということなので、危険度が高いです。

石油類って、なんのこと??

石油類っていうのは、炭素と水素が合わさってできた炭化水素が主成分の、液状の油のことだ!
鉱物資源の一つなので、聞きなじみのある方も多いと思います。石油類の成分は、炭化水素のほかにも硫黄、酸素、窒素などがあります。
第三石油類の基準
- 危険等級Ⅲ
- 指定数量2000L(水溶性4000L)
危険等級とは
危険等級は「キケンさ」を表現するための区分のことで、危険度が高い順にⅠ~Ⅲに区分されています。
キケンブツの分類ごとに決められているので、しっかりとおぼえておきましょう。

指定数量って、なに??

キケンブツには、決められた施設以外では扱ってはいけない量があって、それを指定数量とよぶんだ。

つまり、指定数量が少ないほど、そのキケンブツの危険度は高いということか。

そういうこと!
ちなみに、水に溶けない物質は、水を多く含む消火物が使えないため、危険です。だから、非水溶性のキケンブツの指定数量は、水溶性のキケンブツより少ないんです。
第三石油類なヤツら

第三石油類に分類されているヤツらは、コチラ。
- 重油
- クレオソート油
- ニトロベンゼン
- グリセリン
| 重油 | クレオソート油 | ニトロベンゼン | グリセリン | |
| 発火点(℃) | 250~280 | 336 | 480 | 393 |
| 引火点(℃) | 60~100 | 74 | 88 | 177 |
| 水溶性 | × | × | × | ○ |

といってもわかりにくいので、一つひとつ解説していこう!
重油
黒褐色で特有のにおいをもちます。軽油などを作り出して残った油から得られるものが、重油です。

その残った油と、軽油を混ぜて重油は作られているぞ。

重油の引火点と発火点、バラつきがあるけどなんで??

残った油と軽油の割合でA~Cに分類されているからなんだ!
クレオソート油
黒褐色・暗緑色で、特有の強いにおいをもちます。
石炭を蒸し焼きのように(乾留といいます)してできたコールタールを、さらに蒸留して得られる油から、いろいろなものを除いた残りの油を使って、クレオソート油は作られます。

そこまでして、クレオソート油は何に使われるの?

クレオソート油は、タイヤの原料などに使われているよ!
ニトロベンゼン
淡黄色で、これも特有のにおいをもちます。そして、水よりも重いのが、大事なポイントです。

乙四で出題される「第4類」は、水より軽いものが多いぞ!
また、ニトロベンゼンに、いろんなことをしてみると「アニリン」という物質が合成されます。アニリンもキケンブツ第4類に分類されていて、第三石油類です。

アニリンの特徴は、上で挙げたニトロベンゼンと同じだから、セットでおぼえよう!
グリセリン
グリセリンは無色無臭の液体で、水より重く、水に溶けます。グリセロールという呼ばれ方もします。

なにかで見たことがあるような、、、

グリセリンは化粧品や、甘味料など、身近なものに使われているからね。
グリセリンと、構成する分子が少しちがうものに「エチレングリコール」というものがあります。エチレングリコールも第三石油類に分類されています。
エチレングリコールは毒性を持ちますが、上で挙げたグリセリンの特徴とおなじ特徴をもつので、セットでおぼえましょう。
演習しよう!
下の文章の、正誤を答えましょう。
1. 第三石油類の引火点は、70℃以上300℃未満である。
1. 誤
第三石油類の引火点は70℃以上200℃未満です。
2. 重油の指定数量は、2000Lである。
2. 正
3. クレオソート油の発火点は420℃である。
3. 誤
クレオソート油の発火点は336℃ほどです。
4. ニトロベンゼンは、水に溶けないが水より重い。
4. 正
5. グリセリンの引火点は、88℃である。
5. 誤
グリセリンの引火点は177℃で、第三石油類のなかで唯一100℃を大きく超えています。
さいごに
いかがだったでしょうか。
今回は「第三石油類」について解説しました。
石油類は4種類あるので、ゴチャゴチャにならないようにガンバっていきましょう!
では、また!





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